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約5.00%低下して、いずれも家族計画実施前よりも速いスピードであった。
女子の年齢別出生率について見た場合、合計特殊出生率の急激な低下は、主に30歳以上女子の「超過出産」(ExcessFertility)の抑制によるものであることが分かる。1956年から1986年の30年間に、30歳以上女子の出生率は、各年齢階級とも80%以上低下した。特に、35歳以上女子の出生率低下は、90%を超えている(表1−1、図1−4と1−5を参照)。一方で、近年の晩婚化による30〜34歳女子出生率の増加は注目に値する。

表1−1 台湾の各種出生率の年次変化 1956〜1995年

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資料:中華民国内政部各年期「台閘地区人口統計」。

 

 

 

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